【ポケモン剣盾S19】デンジュモク入り初手ダイマックス構築withブリザポス【最終順位707位 最終レート1851】
はじめまして。ツバキと申します。いつもは、3000〜4000位をウロウロしていましたが、今回ポケモン剣盾ランクマッチシーズン19で初めて自分で構築したパーティで最終3桁を達成したので構築記事を書いてみたいと思います。初手ダイマックス構築でレンタルでも使いやすい構築となっていますのでよかったらレンタルパーティ公開するので使ってみて下さい。
初めてで至らぬ点もありますがお付き合いお願いします。
・構築経緯
・個別解説
・選出等
・感想
の順で解説していきます。
<構築経緯>
初手ダイマックス構築の記事を読んでいて、初手ダイマックスからのミミッキュでこうこうのしっぽトリックからの詰めのポケモンで詰めていく構築が強いと感じ、使用してみた。
初手ダイマックスのポケモンは、以前伝説環境のときに物理レシラムを使用し、3桁を達成したことから相手から読まれにくく意表をつけるポケモンが強いと感じ、別のパーティで使用感のよかった特殊パッチラゴンを選んだ。パッチラゴンで起点を作らせてしまうカバルドンやラグラージ等への対策にデンジュモク。上記2体がジバコイルやヒードランに弱い。また、見た目上の相性補完としてじしん入りの物理テッカグヤを選んだ。
詰めのポケモンとしては、動画を観ていて強いと感じたHBてっぺき、ボディプレスブリザポス、受けのパーティに詰められるクレセリアを選んだ。
<個別解説>
パッチラゴン
@いのちのたま
性格:ひかえめ
特性:すなかき
実数値:H165 A- B100 C↑145 D90 S127
努力値:C252 D4 S252
技構成
ライジングボルト
メテオビーム
採用理由
ダイマックスエースその1。パッチラゴンといえば、はりきりからの超火力が有名。今回、初手ダイマックスエースを選ぶコンセプトとして相手の意表をつき数的有利を取って押し切ることであった為、特殊型で採用した。特殊型のメリットとして、いかく、やけどがほぼ無効である点。よくあったのは、相手が後出しで出してくるHBランドロスにダイドラグーンが半分以上入り、ランドロスがダイマックスしてももう間に合わないです。ウィンディ等の後投げもありましたがダイロックで吹き飛んでいきます。
ライジングボルトは、ダイマックス時の威力が140と高く、ういていない空いてならダイマックス後も同じ威力の為、元々のとくこう数値が低いのを、補ってくれた。
だいもんじは、おもにナットレイへの打点。ダイマックス後に出てきたナットレイをよく滅却していた。
りゅうせいぐんは、タイプ一致の高火力技。ダイドラグーンのこうげきダウンがよく活きてくれた。
メテオビーム
以下全てダイロックで計算
H4振りサンダー
確定1発
H252サンダー
乱数56.2%
H252ランドロス
51.6〜60.2%
ランドロスに対しては、流行りのHBオボンだと、ダイロックから入ると、相手が後出しでもランドロスがダイマックスしてダイアース、ダイウォールされてしまうと、ダイロック➕ダイドラグーン➕りゅうせいぐんでもギリギリ倒せない為、初手有利対面でランドロスの後出しが予想できるときはダイドラグーンから入っていた。
ライジングボルト
ダイサンダー
HB特化ポリゴン2
51.6%〜60.2%
エレキフィールド下58.8〜69.2%
化けの皮が剥がれたミミッキュ
105.3〜121.5%
HD特化ナットレイ
97.7〜114.9%(乱数81.2%)
ダイドラグーン
H252カバルドン
76.2〜89.3%
HD特化カバルドン
50.6〜60.4%
H252ラグラージ
66.1〜77.7%
H252ランドロス
76.5〜90.3%
H4ダイマックスドラパルト
96.6〜114.7%(乱数81.2%)
使用感想
やはり、特殊パッチラゴンは読まれることが少なくよくあるランドロスやカバルドンの後投げにも対応でき強かった。すなかきですばやさも上昇しているのでダイマックス後も相手に負荷をかけることができた。また、一匹目を倒したあと相手にダイマックスを強要する動きも後続のミミッキュが動きやすくなっていた。初手エースバーン相手には大体ギガインパクト媒体のダイアタックからくる。ダイアタックが確2でエースバーンが抜けなくなるなでダイロックではなくダイドラグーンから入っていた。
何より、ライジングボルト以外は命中不安だがはりきりガチャよりは命中は高く、自覚もありりゅうせいぐんやだいもんじをほとんど外さなかった。
余談だが、実況動画を見ていてボールでウオノラゴンのすなかきの可能性があるかを判断している方がいた為、ボールはモンスターボールがいいのかもしれない。
ダイマックスエースの中では一番選出率が高かった。
選出3位
@ジャポのみ
性格:ずぶとい
特性:ビーストブースト(C上昇)
実数値:H187 A- B↑132 C199 D92 S104
努力値:H228 B228 C44 D4 S4
C H4ガブリアス確1
技構成
10万ボルト
めいそう
採用理由
初手ダイマックスエース2。動画のスーchのデンジュモク回の個体を参考。主にカバルドンやラグラージ等の起点作成のポケモンを相手にしてもらっていた。ジャポのみの採用理由は初手の主にウーラオス対策。某有名実況の方がスカーフで採用していたことや、裏にテッカグヤがいることからボルチェンを読んで初手タスキウーラオスがつっこんでくることが多く、初手ダイマックス構築での悩みである初手タスキにダイマックスターンを2ターン稼がれることへの解決になった。初めはゴツゴツメットで採用。初手タスキのエースバーンやダイマックス技にもダメージを与えられることからジャポのみに変更したが、初手のエースバーンは大体ダイマックスしてくるし、ダイマックス相手に確定数が変わることもほとんどなかった為好みの方でいいのかもしれない。
技構成はタイプ一致の10万ボルト エナジーボール マジカルシャインは確定。10万ボルトはライジングボルトとの選択になるが、サンダーを相手してもらいたいことや、ダイマックス後は大体1匹倒して火力が上がってるいるので10万ボルトのままでいいと思う。残りの1枠はランドロス等やコケコへ打点への一応の打点としてはかいこうせんにしていたこともあるが、ほとんど使うことがなく、めいそうとなった。他にもかいでんぱも覚える為開拓の余地はあるのかもしれない。めいそうは、相手が初手サンダーで裏にカバルドンやドサイドン等の地面タイプがある場合に相手は地面タイプにひくか、スカーフボルチェンを読んで交換した先に負荷をかけるダイジェットのパターンがある為めいそうから入ることによってどちらにも対応できた。
ほたるび(とくこう3段階アップの積み技)があればめいそうの枠は絶対にほたるびだった!
6月シーズンは使用率84位だったが、ほたるびがあればかいでんぱサンダーや、ポリゴン2を起点にできるポケモンとして30位以内には入っていたんじゃないだろうか。
無振サンダー
56.3〜66%
C1上昇
83.6〜98.7%
ダイサンダー
H252ダイマックスサンダー
50.2〜59.3%
HDポリゴン2
C1上昇
48.9〜58.3%
ダイマックスエースバーン
49.3〜58.3%(乱数2 98.8%)f
化けの皮剥がれていれば確1
ダイフェアリー
無振ダイマックスドラパルト
62.5〜73.6%
ゴリランダー
61.7〜73.1%
C1上昇
92.5〜109.1(乱数56.2%)ジャポのみダメージあればほぼ倒れる
H252カバルドン
98.6〜116.2%
HD特化カバルドン
66.9〜79%
ドサイドンはHDチョッキでも確1。
ラグラージはHDでも確1。
被ダメ
ダイマックス時
特化珠エースバーン
キョダイカキュウ 44.1〜52.1%(乱数2発16.7%)
ダイアタック 40.9〜48.9%
A特化珠ドラパルト
ダイホロウ(ゴーストダイブ) 33.6〜43%
B1ダウン 54.5〜64.7%
おくびょう珠サンダー
ダイジェット 24.6〜31.2%
非ダイマックス時
A2上昇特化珠ミミッキュ
じゃれつく 75.9〜90.3%
無振カバルドン
じしん 62.6〜73.7%
83.4〜99.4%
相手のダイマックスエースの技をほぼ2発耐え、広い技範囲で返り討ちにすることができる。
使用感想
技範囲が広く、幅広いポケモンに対応することができた。同じ技構成はコケコでもできることにシーズン終了後気付いたが、Sを捨てている分耐久に回せることや、サブウェポン特にエナジーボールの火力やダイマックス相手に撃てることからデンジュモクでよかったと思う。他にはデンジュモクは使用率が低くスカーフボルチェンを警戒されることが多かったので意表をつくというコンセプトに沿っていた。今回、動画通りの努力値で戦っていたが、対面性を高めるのであればアッキのみやオボンのみ等も候補になり開拓の余地があるポケモンと感じた。また、ビーストブーストしたら低速パ相手には無双することもあり、3たてした試合も少なくはなかった。ただ、ランドロスやジバコイル、がいると選出を控えなければいけなく特にランドロスにはアタッカーのランドロスには相手が非ダイマックスのまま倒されるのであまり選択率は高くなかった。いわゆる、あまり出さないが出せば活躍してくれるポケモンだった。
選出5位
性格:いじっぱり
特性:ビーストブースト
実数値:H173 A↑168 B124 C- D121 S113
努力値:H4 A252 S252
技構成
ヘビーボンバー
じしん
採用理由
ダイマックスエースその3。上記のダイマックスエース2体がジバコイルや、ヒードラン、ドリュウズに弱く、それらのポケモンを誘ってたおすことができるポケモンとしてじしんを覚えた物理テッカグヤを採用。テッカグヤの主流は特殊のパワフルバーブ持ちが多い為、物理テッカグヤは特殊パッチラゴンほどではないが警戒されることが少なかった。また、物理とバレてもじしんの採用率12.5%とギリ10位でありドリュウズやヒードランがよくつっこんでくれていた。
特にヒードラン相手はダイアースで特防を上げてからの炎技を受けてのじゃくてんほけん発動の場面が多かった。
対無振ダイマックスドラパルト
ダイジェット 39.8〜47.2%
相手が珠でなければダイホロウ2回耐え、2回ダイジェット撃てばドラパルトのすばやさを抜けるので対面なら勝てる。
いじっぱり採用なので、ダイジェット一回ではエースバーンのすばやさが抜けない…
じしん
ダイアース
CSやあまり耐久に振ってないヒードランであればじゃくてんほけん発動すればダイアース後ダイジェットで落ちる。
ドリュウズ相手はじゃくてんほけんを警戒しダイスチルから入って、ダイアースで落とせる範囲内に入ったらダイアースを選択した。
ダイロック
じゃくてんほけん発動後
無振ダイマックスサンダー 95.1〜112.1%
サンダー相手はダイジェットから入りじゃくてんほけん発動後にダイロックで仕留める動きをしていた。
使用感想
補完枠として入ったが、Sを上げながらビーストブーストを発動する動きはシンプルに強かった。誘うドリュウズやヒードランを倒してくれて採用理由通りの活躍をしてくれた。テッカグヤ相手には打点がないのがキツいが、電気の高火力がパーティに2体いるためあまりテッカグヤは出てこなかった。
選出4位
@こうこうのしっぽ
性格:わんぱく
特性:ばけのかわ
実数値:
努力値:H252 B252 D4
技構成
じゃれつく
トリック
のろい
採用理由
本構築の最重要ポケモン。初手ダイマックスで荒らした後に登場し、こうこうのしっぽを押し付けて相手のダイマックスポケモンを後述のブリザポスの起点に仕上げるのが役目。
被ダメ
A特化珠エースバーン
キョダイカキュウ 92.5〜109.2%(乱数50%)
A特化れんげきウーラオス
すいりゅうれんだ 69.2〜80.8%
A特化いちげきウーラオス
あんこくきょうだ
70.3〜81.4%
使用感想
HBミミッキュがこんなにかたいなんて知らなかった。ばけのかわ貫通のポケモンの攻撃は耐え、それ以外は化けの皮を盾に着実に役割を遂行してくれた。じゃれつくは初めはおにびで採用していたが、とつげきチョッキをトリックしたときにわるあがきしかできないのでじゃれつくにした。おにびもウーラオスに当てれば後続のブリザポスが楽になるので一長一短といった感じであった。じゃれつくのメリットとしてウオノラゴンを単独突破できたり、ラス1ミミッキュが残って相手のラストのウーラオスを突破したりとじゃれつくのメリットの方が大きいと感じた。
相手が受けに特化したパーティでない限りはほぼ選出していた。
選出1位
ブリザポス
@かごのみ
性格:わんぱく
特性:しろのいななき
実数値:H207 A166 B↑200 C- D130 S50
努力値:H252 A4 B252
技構成
てっぺき
ボディプレス
ねむる
採用理由
本構築のMVP。1番紹介したいポケモン。主にミミッキュがこうこうのしっぽを渡したあとに出して詰めていく。めちゃくちゃかたくて、こうこうのしっぽを渡せばダイマックスエースバーンさえ起点にてっぺきを積んでいける。ポリゴン2にも耐久型であれば起点にしていける。ウーラオスも鉢巻きでいか、トリックで取り上げれば突破可能。
被ダメ
てっぺきを一回積んだ場合
A特化珠エースバーン
キョダイカキュウ 37.6〜44.4%
A特化ウーラオス
インファイト 32.8〜40.5%
あんこくきょうだ 33.3〜39.6%
A特化鉢巻きウオノラゴン
エラがみ 40.5〜48.3%
ドレインパンチ 26.5〜33.8%
C4ポリゴン2
トライアタック 26.5〜31.8%
使用感想
相手のほぼ全ての物理アタッカーを完封できる神ポケだった。インファイトではなく、ボディプレスにすることによってねっぷうのないサンダーにも対応することができた。
持ち物を奪っていない、ウーラオスにはカウンター警戒でつららばりから入ることもあったが、カウンター持ちよりも鉢巻きの方が多く鉢巻きだとほぼ確2のためカウンターは切って積み切った状態でボディプレスをうったほうがいい。
初手ダイマックスエースが一匹も倒せず落ちてしまっても、こうこうのしっぽを押し付けた相手に起点にして3タテしていくことも少なくなかった。
詰めのポケモンはほぼブリザポスだった。
選出2位
@アッキのみ
性格:ずぶとい
特性:ふゆう
実数値:
努力値:H252 B252 C4
技構成
アシストパワー
めいそう
みがわり
採用理由
要検討枠。受けループ対策に採用したが、エスパー技ワンウェポンの為バンギラス等の悪ポケモンがいると選出が難しかった。
つきのひかりやみがわりをきってムーンフォースを入れたりしたが、本来の受け対策ができないときがありしっくりこなかった。
被ダメ
A特化珠エースバーン
キョダイカキュウ 50.2〜60.3%
アッキのみ発動後 33〜40%
エースバーンに対しては後出しからでも受け切れて起点にできる。
その他、ポリゴン2をはじめとする遅い特殊アタッカーは大体起点にしていける。
使用感想
サンダー、ポリゴン2、エースバーンに強いのでそれらの選出抑制にはなったんじゃないかと勝手に思ってる。
上記の上位ポケモン3体に強い一方、ミミッキュ、ウーラオス、ドラパルトがいると選出ができないレベルだったので扱いが難しいと感じた。
なにより、ブリザポスで絶対勝てないレヒレがちょうはつをもっているだけで勝てないのが一番辛かった。
選出6位
<選出について>
基本選出は
パッチラゴン+ミミッキュ+ブリザポス
基本戦術として、初手ダイマックスエースで暴れ1.5匹は最低倒していき、残りはミミッキュでこうこうのしっぽをおしつけブリザポスの起点にして残りを倒していく。
初手ダイマックスエースはカバルドンやラグラージ等の起点作成系のポケモンがいたらデンジュモク。ドリュウズ、ガブリアス、ドラパルト等パッチラゴンが相手できないポケモンがいたらテッカグヤを選出していた。
カバルドン+ランドロス等苦手なポケモンが混在している場合は、迷ったらパッチラゴンを選出し、カバルドンに対してはあくびをもらうことを覚悟してパッチラゴンで無理矢理倒す動きをしていた。
注意点として、デンジュモクを初手ダイマックスにした場合、ダイマックスが終わったあとダイマックスが残ったエースバーンと対面したときは、こちらのパーティにはエースバーンより速いポケモンがいない為ほぼダイナックルを選択します。デンジュモクがダイナックルで倒された場合、裏のミミッキュ、ブリザポスがまとめてキョダイカキュウで3タテされてしまう為無理矢理ミミッキュに交代してダイナックルをすかしトリックしていた。
キツいポケモン
ちょうはつカプレヒレ
詰めの2体がどうあがいても勝てない為、ラスト一体で対面してしまうと負けが決定してしまう。
パーティが2体電気タイプがおり、ミミッキュもアタッカーのミミッキュはカプレヒレに弱くない為それらが選出抑制してくれると信じて選出時はレヒレを切って考えることが多かった。
実際、被選出率はそんなに多くなかったが、できれば初手ダイマックスエースを残す必要があった為窮屈な動きを強要されることが多かった。
ダイマックスエースがテッカグヤしか勝てず、テッカグヤもメテオビームで削られたり、でんじはを入れられたり色々キツかった。
てんねんピクシー
終盤よく遭遇した。起点を作られて積まれるとお手上げ。クレセリアとめいそうの積みあいになったことがあったが、てんねんってこちらの防御系ランクも無視するんですね。勉強になりました。
その他にも辛いポケモンはたくさんいたが特にこの3体が印象に残った。
<感想>
長々とお付き合いありがとうございました。
普段は、構築記事を読んでほぼまるパクリで使用していたが、シンプルな戦術とはいえ自分で考えてパーティを変えていくのはとても楽しかったです。
やることはシンプルな為、初心者の方にもおすすめの構築となっています。
特にブリザポスがめちゃくちゃ強かったので是非この強さを体感してもらいたいです。レンタルパーティ公開するのでよかったら使ってみて下さい。
周りの友達はモンハン等に移行してしまい、ポケモンを語れる人がいなくなってしまった為、コメントやTwitterのフォロー等して絡んでくれると嬉しいです。Twitterは、今は基本見る専用となってますが色んな人と交流したいと考えています!
夏はザシモン!笑
— ツバキ (@5HW6g7GiaYoXIEj) 2017年8月9日